実は、お母さんは僕の小さい頃を知りません。 2歳の12月の暮れ、僕は今のお家にやってきました。
僕はあるペットショップで看板犬の仕事をしていました。 しかし、そのお店がリニューアルすることになり、 僕はリストラにあってしまいました。
トリマーのお姉さん達は僕の事をとってもかわいがってくれていたので、 僕の新しいお家を一生懸命探してくれました。 しかし、僕は気難しい性格なので、なかなか新しいお家が見つかりませんでした。
そんな時、お母さんがお店に来ました。 お母さんは、その頃、ぷりんちゃんの影響で大のシュナウザーファンに なってしまったようで、シュナウザーを探していたんだって。 ぷりんちゃんのママから僕の事を聞いて来たらしい。
僕は直感で、ここのお家の子になりたいなーって思いました。 だから、身体をすり寄せてみました。 普段、愛想のない僕のその行動にお姉さん達は驚いていたけどね。
僕はお母さんについて行く決心をしました。
僕がお店を出る日、僕がケージに入って車に乗ると、 お姉さん達の目から涙が溢れました。
昼間は一緒に仕事をし、 お姉さん達が帰った後、お店で一人ぼっちで寝る僕を気遣ってくれたよね。 僕はお姉さん達が大好きでした。
あれから3年。 すっかりイエイヌになった僕。
リニューアルしたお店には今でもお姉さん達がいるので、 トリミングに行きます。 僕はここのお姉さん達以外には 僕のカットはして欲しくないのです。 僕は今は幸せいっぱいです。 彼女もできたしね。
お母さんは言います。 「クロニカが家に来てくれて本当に良かった。 お母さんはクロニカが世界で一番好き」って。
でもね、お母さん。 僕はお母さんの事が宇宙で一番大好きだよ。

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